最近のライブの感想
秋の夜長を引っ越しの片付けに費やし続けて、はや２ヶ月。徐々に産休？準備にも入りつつ・・・、ほっと一息。ここ２ヶ月ほどのライブを振り返ってみた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
●9/15（土）語りと音楽のコンサート「天の風」
会場は、おたる大和家琴似店さん３Fの和室。
出演は、北本京子さん（語り）＋大西なおこさん（箏、十七絃、歌）と野花南（たなかたかこ[語り]＆嵯峨治彦[音楽]）。
北本・大西組の語りと音楽の演目は、日本民話「歌うされこうべ」。ベテラン北本さんの一人芝居と迫力ある大西さんの箏の音色が絶妙だった。野花南組の演目は馬頭琴伝説「黒い馬の物語」。
コンサートの終盤では、お客さんとのコラボレーションも試みた。配布した紙に、「風」をテーマにしたコメントを思い思いに書いていただく。そして、語り手がそれを読み演奏者がそのイメージを音にするといったスタイル。野花南のコンサートでは時々この演目をやるのだけど、その都度コメントの素晴らしさに聞き手もまたアーティストなのだなあとあらためて実感する。
●9/16（日）語りと音楽のコンサート「天の風」
会場は長沼町の絵本屋ぽこぺんさんのテラス。
コンサートの内容は、ほぼ昨日と同じ。野花南組の演目は「白い馬の物語」に変更。
大西さんの箏と嵯峨くんの馬頭琴による美しい合奏が、心地よい秋の風と一緒に空に吹き渡った。
●9/23（日）星直樹＆嵯峨治彦 ライブ in りびあん
普段ユニットで活動することの多い星さんのギターソロもいっぱい聴ける、素敵なライブだった！とつとつとしたＭＣもとっても良かった(^o^)。
●9/29（土）SAPPORO MUSIC SESSION 2007 〜Ryu's Beat〜
会場は、札幌芸術の森 野外ステージ。出演は、金子竜太郎さん（和太鼓）・梅津和時さん（サックス）・大儀見元さん（パーカッション）、そして嵯峨くん（馬頭琴、喉歌）。ただもう、圧倒された。素晴らしいセッションの数々。
●9/29（土）八軒西小学校 赤い実図書館 ５周年記念イベント
語りと音楽のミニコンサート
出演は、馬頭琴デュオ giingoo（太田裕剛さん、小笹元矢さん）とたなかたかこ（語り）。
嵯峨くん以外の人の演奏で馬頭琴伝説を語るのは、実は今回が初めて。どきどきだったけれど、それはそれですごく楽しかった。なぜか、開放図書スタッフのお母様方とつわりの話で盛り上がったりして。
●10/4（木）札幌東商業高校 芸術鑑賞
出演は、嵯峨治彦（馬頭琴、喉歌）、たなかたかこ（語り、伴奏）。吹奏楽部の生徒さんたちが多かったせいか、嵯峨くんによる喉歌教室コーナーには力が入り（？）、拡大バージョンになった。
●10/6（土）地平線音楽会
会場は、中央区にある菩提樹。出演は、嵯峨治彦（馬頭琴･喉歌）、たなかたかこ（語り、伴奏）。
モンゴル民話の朗読をひとつやらせてもらう。松田忠徳さんが翻訳されたものをベースにした、老人とライオンの出てくる小咄みなたいなモンゴル民話。余談ですが、ここのビーフシチューはオススメ。お店に飾ってあるママさんの油絵もとても雰囲気があって素敵なのだ。
●10/7（日）桃色白夜〜空のはて
会場は、ライブハウスLOG。出演は、紫苑、SOLWANCO、オノン、嵯峨治彦＋たなかたかこ。オノンのまことちゃんに誘っていただき、ちょっとだけ出させていただく。アンダーグラウンド？な空間ということで、急遽用意していったのは日本民話「月の夜ざらし」。嵯峨くんには、馬頭琴と口琴で絡んでもらった。SOLWANCOさんのギターと歌、それとパーカスもすごく良かった。それにしても、まことちゃんのファニーでパワフルなパフォーマンスや言動には、いつもながら釘付け。
●10/13（土）モンゴルの風にのって〜馬頭琴とモンゴル民話
会場は、北区あいの里 鴻城小学校。出演は嵯峨くんと手塚早苗さん（読み聞かせ）。手塚さんのハイトーンでありながら低い成分も十分に含んだ美声と明瞭な朗読、特に、イントネーションを落とし切らない文末の処理の上品さにうっとり。
八軒西小の時同様、広い体育館が子供たちとPTA及び地域の方々でいっぱいになったが、ここ２０年以内に建て直しされた体育館では音がぐるぐる回り過ぎるという心配もないので、馬頭琴や喉歌の演奏も、ほぼ生音に近い音色で聴いていただけたのではと思う。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ということで。さてさて、あとは11/4（日）に行われる三岸好太郎美術館でのミニコンサートを残すのみになりました。
詳細は、下記です。お時間のある方はぜひぜひ遊びにおいで下さいね(^_^)。
14:00〜 北海道立三岸好太郎美術館
（札幌市中央区北2条西15丁目 電話011-644-8901 )
ゲスト：たなかたかこ（語り、伴奏）
対象：来館者、幼児以上の子供とその保護者
