空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

つれづれまんが道

 今朝、ご飯を食べながら嵯峨くんが録画していた「探検バクモン」を見た。テーマは手塚治虫先生。

 以前、浦沢直樹さんがやっている「漫勉」で萩尾望都先生を取り上げた時もわくわくして見てたけど、本当にこのレベルの方々はすさまじいほど素晴らしい。

 ふと、20代の時に、少女漫画雑誌の編集さんからお声がけいただいたことを思い出した。証券会社で働きながら、ぼちぼち描いた作品を投稿していた頃だった。あまりの仕事のハードさに漫画を描くどころではなくなり、「次の作品のネームができたら送ってください。私がアドバイスをするので、一緒にがんばりましょう!」とお電話をくださったのをその場でお断りしたのだった。しかも、こともあろうに別々の編集部のお二人に〜!ああ・・・若気の至り_| ̄|○ あのまま描き続けてたらまた別の人生もあったのかなあ・・・なんて、ちょっと笑ってしまう。うん、でもまあ、今のこの人生で十分幸せか^^♪

 そう言えば、T宮K子先生が「天馬の○族」を連載されていた時にアシスタントを募集していて、その書類審査が「馬を描く」というものだった。衝動的にダメ元と思いながら応募したところ、「面接に来てください」というご連絡が。・・・なのに、あの時も・・・確か芝居の稽古が忙しくて結局はキャンセルしてしまったのだった。一番やりたかったことをあえて避けて来たようでさえあるのは、それを選べば自分が一番大変になるということを心のどこかかで不安に思っていたせいかもしれない。ああ・・・若気の至り_| ̄|○

 うん、でもまあ、今は「馬」を聴いたり弾いたりしてるしな。自分に本当に必要なものは、いろんな形で人生に寄り添ってくる。これは年の功で確信できること。

 

 あ〜、そうそう、実際「スーホの面白い馬」も描いてるし^^♪