空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

つぶやき2

 3月末からとりかかっていたちゅんちゅんのためのCDRがようやく完成しました!本当は、1/7の誕生日に渡したかったのだけど、練習やら作業やらがおぼつかず・・・。さらに、キューベースの使い方がわからないため、指南役の嵯峨くんがアフリカ・中東ツアーに行っている一月間は、やむなく中断。春眠ならずともなかなか暁を覚えない体に鞭打ち、ちゅんちゅんをいったん寝かしつけてから未明に起床、睡魔と闘いながら四苦八苦して続けた録音編集作業・・・。

 というわけで、とりあえず、今回マスタリング以外はほとんど自分一人でやったのです(それで、つけたタイトルが「ヒトリズム」)。ああ、面白かった〜。

内容はと言うと、

1.スーホの白い馬(モンゴルのお話)

2.りんごの木(ノルウェーのお話)

3.あんだーじょーらーひっこるけー

4.ふんわりワルツ

●1.2.に関して

馬頭琴の物語を馬頭琴を弾きながら語る」というのは、馬頭琴の練習を始めてから自然に目標になっていたことだったので、今回の録音はよい機会でした。昨年末たまたま読み聞かせをしてあげた「スーホ」や「りんごの木」をちゅんちゅんが大いに気に入った様子だったので、この時期の記念にと収録。ちなみに「りんごの木」は、語り手たちの会の会誌「語りの世界」に掲載されていたものを自分用にアレンジしたものです。この作品の中では、北欧つながりということでフィンランドの民族楽器カンテレ(5弦)を演奏しました。

●3.4.に関して

どちらも晩ご飯を作っている時に浮かんだ曲です。野花南のアルバム「マガリヤ」で子守唄にコードをつけたことはあったのですが、丸ごと編曲するのは初めて。特に「ひっこるけー」は、イスラム風の伴奏に沖縄風の歌を乗せ、あえて変わり種にした作品。最初にミックスを聞かせた時の、嵯峨くんの奇妙な笑顔が忘れられません。

「ふんわりワルツ」は、夜明けの青みがかった時間に、だだっ広い野原の真ん中でちょっと冷たい風に吹かれながら、金色の小さなお月様を見上げてお祈りをしているイメージの曲。どちらもちゅんちゅんへのうすーいメッセージソングになっています。

さて、実際、当の本人に聴かせてみたところ・・・。「スーホ」と「りんごの木」には、さすがに反応を示しました。かなりの部分、録音よりもちょっと先に諳んじてみせたのにはけっこうびっくりでした。

10年後には、お互いにとって、もっともっとありがたいCDになっていることでしょう。たぶん^^;。