空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

さようなら、こんにちは。

 在園期日だった昨日の朝、ちゅんちゅんと幼稚園に行って来ました。先生とみんなに一言ずつご挨拶をして、ちゃんとけじめをつけようねと約束したからです。「今日は幼稚園に行くよ〜」と言うと、一瞬驚いた顔をして「いかない!」とひるんだちゅんちゅん。「だってほら、今日はみんなにバイバイを言う日でしょ?ママがずっと一緒にいるから大丈夫だよ」となだめると、ようやく安心したらしくいそいそと準備を始めました。

 久しぶりの幼稚園に緊張するのか、車の中で「でもね、ちゅんちゅん、ようちえんにはいれないかもしれない・・・」と何度もつぶやくのを聞いて、胸が痛くなりました。実際、玄関まで先生が迎えに来た時も、最初のうちは先生の顔をまともに見られないようでした。

教室に入ると、先生が気を遣って「しゅんちゃん、自分の席に行けるかな?」と促してくれたので、こちらをちらちら気にしながら席に着くちゅんちゅん。にこっと笑いかけると、にこっと笑い返して来ます。

恒例(たぶん)のお歌を歌い終わった後、先生が「今日はね、みんなにとってもさみしいお知らせがあります〜」と切り出しました。前の方に呼び出されて先生の横に立ったちゅんちゅん。いささかこわばった面持ちではありましたが、「ありがとうございました」と、はっきりゆっくりみんなにご挨拶しました。

私たちが着替えや荷物などを担任の先生から渡されている間、替わりの先生が他の園児たちに絵本の読み聞かせをしていました。それをじっと見ていたちゅんちゅんに、先生が「しゅんちゃん、よかったら遊んで行く?」と訊いてくれました。すると、曖昧に頷くちゅんちゅん。おやおやっと思い、「それでもいいよ、ちゅんちゅん。ママ、お昼前にまた迎えに来てあげるから」と言うと、「やだやだ〜」と慌てて私の手を握って来ます。そして、結局一緒に帰ることに。

 その後、気分転換のドライブも兼ねて、以前からの約束だった「デパ地下で買ったお弁当を、大通公園のベンチで食べる計画」を実行。ちゅんちゅんは、200%の笑顔で「楽しい、楽しい」を連発しながら、自分で選んだお弁当をぱくぱく頬張っておりました。

 あ〜、どっちにしても一段落です。朝のあの格闘がなくなっただけでも気が楽(とは言え、このひと月半はずーっと風邪のぶり返しで調子が悪く、幼稚園どころじゃなかったのですが)。

 余談ながら、最近我々親子の間に出現したのが、「おならくん」というキャラクター。もちろん(念のため)発端は、ちゅんちゅんのおならなのですが、(1)基本的な大きさはちゅんちゅんの掌に載るくらい(写真は載っているところ^^)、でも、体の伸縮はバーバパパのように自由自在(2)生まれたばかりの赤ちゃんのように初々しい目線を持つ(3)セリフ当てはママの担当 といった具合です。

大通りの人混みの中、大声で掌のおならくんに「ねえ、おならくん!おならくん!?」と話しかけるちゅんちゅん。おならくん担当の私がちゃんと返事をするまで容赦ありません・・・^^;。