空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

夢の話

その1

 今朝、夢の中で誰かと和やかに話していたら、突然「帰れ!」と怒鳴られびっくりして目が覚めた。・・・・・・隣で寝ている人が「ごわえ、ごわえ」といびきをかいている。ぼうっとした頭の中で気づいたこと。この「ごわえ」という音声が「かえれ!」という言葉に聞こえたのだ。脳ってすごい。今置かれている状況を納得させようとする。

その2

 小さい頃、夢の中で夢の村の長老から魔法のペンダントをもらった。これは夢だな・・・と思いながらも、掌にずっしりとその重みを感じた瞬間、「やった!これで何をするかは目が覚めてから考えよう!」とぎゅっと握りしめた。途端に目が覚めた。もちろん掌には何もなし。あんなにしっかり感覚があったのにぃ・・・。

 そう言えば、夢の村の住人にいつか、「これは夢ですよね?」と訊いたことがある。そうしたら、「そんなことは言うもんじゃない!」と窘められたっけ。ほんとう、夢って不思議。あの半信半疑な現実感が。