空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

自然の猛威

 先日、東京が45年ぶりの大雪に見舞われた夜、・・・東京にいました。やっとの思いで羽田空港に着いたら飛行機は全便欠航、電車も全線不通・・・。友達の家にも戻れず、いわゆる帰宅難民状態。普段まったく下車することのない京急蒲田駅で降ろされ、猛吹雪の中見慣れぬ街をよたよたと歩き回りました。悪天候に早じまいするお店も多く、途方に暮れながら家族や友人に連絡・・・携帯の電池は切れそうだし、まさににっちもさっちもいかないという状況。嵯峨くんの遠隔操作(?)でようやくたどり着いた24時間営業ファミレスのありがたかったことと言ったら!!その後、友人の助力で一室キャンセルの出た蒲田駅近隣のホテル(それまでは、どこにかけあっても満室だった)に移動。チェックインしてバタンキューしたのが午前2時。空港に行って欠航を知ってから、怒濤の10時間でした。  とは言え、振り替え便で月曜の朝に帰札、その翌日である昨日はちゅんちゅんを連れて雪祭り最終日の大通りへ行ってきました。こちらは、雪像を見に来た人たちで大にぎわい。世の中のものには、すべからくそれぞれの役割があるわけです。なるほど。  今朝、嵯峨くんがリビングの窓から庭を見て、「うわ、雪男だ〜」と言うのでのぞいてみたら、ガレージの後ろの雪山に顔らしき形が。「わ〜、よくできてるね、いつ作ったの?」と訊いたら「いや、何にもしてない。本当に自然にああなったんだね」と。え〜、できすぎなくらい表情までついてるんだけど・・・。 自然って、やっぱりいろいろすごいな・・・。