空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

僕からキミへのメッセージ

 11/22(日)、「読み聞かせイベント〜僕からキミへのメッセージ〜」が開催されました。第1部は野花南による絵本の朗読と馬頭琴演奏、第2部は小児科の先生と小学生の時に小児がんになり、以来身体的にも精神的にも辛い思いをしながら現在看護師を目指してがんばっている学生さんのお話、第3部はバイオリンとギターによる演奏でした。

 主催の笠間さんは、昨年自身の腎臓移植のため入院した病院で闘病する小児病棟の子供たちの姿を見て当時の自分の環境を振り返り、勉強するチャンスや親御さんと離れて過ごす姿、病気を克服した後も社会復帰する機会など、大人たちがちゃんと環境を作ってあげているのだろうか?という思いから今回の企画を立ちあげられたそうです。

小児がんの患者さんへの関心や理解を促すべく多くの人にメッセージを届けるためには、まず聞いてくれる人の心を「感動」で開いておきたい。そのきっかけの一端として「絵本の読み聞かせ」というアイディアがひらめき、今回私の方にご連絡いただいたという流れでした。

 第2部でのお話を聞きながら、関わることで繋がってゆく人の絆についてあらためて考えさせられました。本当に意義のある素晴らしいイベントだったと思います。自分の語りが少しでもこういったことにお役に立てたなら、嬉しいかぎりです。

 関係者の皆様、お疲れ様でした!そして、ご来場頂いた皆様、どうもありがとうございました!