空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

小さくなる親、大きくなる子

 先週の日曜日はちゅんちゅんの学習発表会だった。嵯峨くんと一緒に保護者席に座ると、斜め前に孫の晴れ舞台を見に来たおじいちゃんらしき人の姿が・・・。

 そう言えば、昨年の学習発表会の直前入院している父を見舞った時、父はずいぶんちゅんちゅんの初舞台のことを気にかけてくれていた。仕事柄土日の仕事が多い私たち家族のことを心配して「ちゃんと誰か観に行ってやれるのか」などなど。そう言った声の小ささも、まだ思い出せる・・・。

「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ」と言う言葉を思い出した。これって、映画のタイトルの一部だったっけ。

 夜、ライブのある嵯峨くんを大谷地駅まで送った後、ちゅんちゅんを連れて生鮮市場で買い物をした。重荷を両手に抱えて四苦八苦しているママを尻目にふざけまくっているちゅんちゅんをついつい叱ってしまったけれど、最近頻繁に叱ってばかりいるような気がして自分が嫌になった。叱るより先に、「手伝ってくれると嬉しいんだけな〜」とひとこと言えば良かった。そうすれば絶対手伝ってくれたはず。甘え下手は損なのだ。こんなところでも。

帰宅したら、私が駐車してる間に、あまりにも重くて7歳児には持てないだろうと思い結局持たせなかった荷物を3つも台所に運び、布団まで敷いてくれていた。

なんだ、やろうと思えばちゃんとなんでもできるのだ。できるようになるのだ。これからどんどん。たぶん、放っておいても。遅かれ早かれ。・・・再度、自己嫌悪。