空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

コツコツやって、カツカツできる

 本日、10月下旬に受けた日本語教育検定の合格通知書が届きました〜。いわゆる日本語教師の資格(※国家試験や公的試験ではありませんが、本試験に合格した人は日本語教師の「有資格者」とされるもの)です。合格率は毎年およそ20%前後・・・、とは言え、私は今年で3回目の受験だったのですが^^;。

 思い起こせば3年前の2月頃、韓国ドラマにはまり韓国語を独学し始めた私は、「そもそも日本語の構造をちゃんと理解できていないと、効率が悪すぎる!」と日本語の勉強に切り替えることを決意。どうせやるなら目標を持とうとこの検定試験に挑戦することに決めたのでした。経済的にも時間的にも「絶対独学でヤルしかない」状況だったので、独学で合格した!という人の体験談を参考に上限3万円までと決めて参考書を買い集めました。集まった参考書をぱらぱら見ると、なんとこれがまさに自分の興味のある分野の勉強で、第二外国語習得、異文化理解、言語心理学等々・・・とヒジョーに面白いことだらけ。やることにしてよかった〜と思ったものでした。ところが・・・。

 仕事や家事・子育ての優先順位と睡眠欲には勝てず、結局1年目は正真正銘の1週間漬け・・・(まじか!と自分で自分にツッコミを入れながら受験当日会場に向かったことを覚えています^^;)。 試験最後の論文もまともに書けず、あまりの自分のふがいなさにもう一回だけ受けてみようと帰宅途中で決意したのでした。ところが・・・。

 2年目も同じ理由で勉強のスタートが遅れ、この時はよもやの1ヶ月漬け・・・。それでも、人間本気で勉強したことは1年経ってもまだ覚えているものらしく、わりと理解しながら(否、理解したつもりになって?)参考書を読み進めた記憶が・・・あるのですが・・・。結果、あと一息と言うところで不合格。不慣れな設問形式が多く、なぜその時自分がそう判断したのか自分でもよくわからない回答がちょっと多すぎたことや、出題範囲が広く、自分の持っているテキストの丸暗記だけでは太刀打ちできない事例問題が多いことなどが理由でした。

 そして、「本当に、これで最後にしよう」と持ち越した今年、3年目3回目の試験勉強状況はと言うと・・・。う〜ん、まさかの2ヶ月漬け・・・性懲りもなく・・・!でも、さすがに今回は、この分野の知識を理解すること自体を楽しみながら勉強できた気がします。何より、一番の目標だった論文のリベンジがようやくできたのが嬉しく、帰りの地下鉄の中ではものすごくやりきった感があったような。これに関して自分にはこれ以上のことはもうできないだろうな、だからもう今回で本当におしまい♪というような明るい気持でした^^。

 ああ、コツコツやるって本当に大事なんですねえ(・・・にしても、インターバルが長すぎるっつ〜の!)・・・と、しみじみ思う2015年クリスマス間近の月曜日。そうだ、この謙虚な気持ちこそが神様からの贈り物かも♪♪