空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

初めてのシューレシュさん

4月あたまに韓国から戻って以来、ちゅんちゅんの新学期の用意に始まり、嵯峨くんのライブの準備やら録音の準備やらでおおわらわ・・・、あっという間に・・・なんと!5月がもう少しで終わりですか〜T▽T

そうそう、5月最大のイベントと言えば、イランから来た伝統音楽家のシューレシュさんが一週間ほどうちに滞在したことです。うちに辿り着くまでに、香港で飛行機に乗りそびれたとか、なぜか新千歳ではなく成田空港から日本に入ったとか、函館近くまで来て新幹線の降車駅を間違えたとか、果ては新札幌にようやく到着して一息ついたのもつかの間、電車の中に楽器をひとつ忘れたとか・・・あまりにもいろいろなトラブルがあって、一緒にいるのが夢のような一週間になりました^^;。

それでも、道内2ヶ所でやったコンサートは伝説になるほど素晴らしいコンサートでした。

阿寒湖ではアイヌの姉妹Kapiw & Apappoさんと、札幌では津軽三味線新田昌弘さんと、その両方に嵯峨くんがジョイントして素晴らしい音楽世界を展開してくれました。

シューレシュさん、うちにいた時はほとんど楽器に触らなかったけれど、一回だけ目の前でタンブールとシタールとダフを遊び演奏してくれましたよ。役得♪

思えば、嵯峨くんがシューレシュさんと知り合ったのは2010年に国際交流基金の仕事でアフリカ・中東ツアーをした際のこと。帰宅してから「イランで天才に会ったよ!」と嵯峨くんが興奮しながら彼の話をしていたのが、つい昨日の事のようです。

実物のシューレシュさんは、朗らかで気さくで優しくて、可愛いものや美味しいもの大好きの、素敵なイランの青年でした(う〜ん・・・はは。青年と言うより大きな男の子と言うか・・・^^;)。ちゅんちゅんから囲碁を教わって、何回か対局もしていましたし、出窓においてあったサッカーゲームを見つけて「これやろう、やろう」とちゅんちゅんを誘って遊んでたりもしてました。あ、そう言えば、出かける間際とかに、「一分、一分」と言ってバトミントンやキャッチボールも一緒にやったり・・・。時間を惜しむように遊んでましたね〜。

最近雑事に忙殺されちょっと心の余裕をなくしていた私にとっては、ああいう好奇心と向上心を持ち続けることは大切だなあ〜とあらためて実感する良い機会にもなりました♪

そんなシューレシュさんも一昨日フェリーで移動し、東京ツアーへと向かいました。フェリーでの移動も楽しんでいたそうです。よかったよかった。

シューレシュさんの札幌公演の様子はこちら↓。

関係者の皆さま、お疲れ様でした。ご来場いただいた皆様どうもありがとうございました!

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さて、気が抜けてなんだかこの数日ぼうっとしてしまったけれど、明日から次のライブの練習と6/10に開催する「馬頭琴ナーダム」の用意にとりかかります〜。