空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

あくびはうつる?

 高校の時、授業中にふと顔を上げると、斜め前の席の人がちょうどあくびをしているところだった。驚いたのは、次の瞬間。もっと前の席の人たちが5〜6人まばらな場所で、一斉にあくびをしたのだ。

 以来、「あくびはなぜうつる?」というのが私の人生における大きな疑問のひとつ。うつる人とうつらない人にはどういう違いがあるのだろう?

 あくびについて書き込みをしているサイトに、次のコメントがあった。「あくびは、吸う空気の二酸化炭素濃度が上がると、肺の中の空気を入れ換えようと発生します。同じ部屋の中にいる人は、同じ空気を吸っている、つまり二酸化炭素濃度の高い空気を吸うこととなり、あくびをしやすくなります。これがあたかもあくびがうつったように見えるわけです」

ふーむ、なるほど・・・。でも、今確かに向かい合ってる相手のあくびにつられた、という自覚がある時もあるぞ。実際に今、赤ちゃんのあくびにつられてあくびをした後で、うとうとしながらこんなことを考えている私。

 ・・・ああ、リビングの窓からぽかぽか陽気が差し込む。札幌は今日も朝から天気だ。