赤ちゃんは何する人ぞ
先日、赤ちゃんをお宮参りに連れて行った。
めでたくこの世に誕生したあの夜からようやく100日経ったのだ。体重は生まれた時のほぼ倍になり、身長も15センチほど伸びた。
「日に日に可愛くなっていく」というのはまさに本当だった。
満面の笑みを浮かべた顔はもちろんのこと、小さな手足をバタバタさせて大声で泣きわめく紫色の宇宙人みたいな顔も、とにかく可愛い。赤ちゃんの眠っている顔の美しさと言ったら、羽根のない天使みたいだ。
「子どもは、まあいなければいなくてもいいか」なんて思っていた頃が嘘のように遠い。赤ちゃんって、産み育てる人間を「親」にするものなのだなあ。