空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

このひと月

 嵯峨くんがアフリカ・中東ツアーへ行っていたこのひと月の間、ちゅんちゅんと登別に里帰りしていました。とは言え、時期が時期だけに家の管理が心配。打合せや仕事の入っている日程を調整しつつ、ちゅんちゅんを実家に預け、日帰りで札幌へ何度か戻りました。その際、これはブログにアップしておこうと思ったことがいくつかあったので、まとめようと思います。

●2/17(水)「たなぼた?」

 仕事の打合せ後、身軽に動けるこの機会にと、以前から聴いてみたかったロケット姉妹のライブへ。マルカートさんの笑顔・演奏・歌声、本当に素敵でした。扇柳さんとのデュオもとてもロマンチックで、なるほど〜と感じ入っていたところ、残念ながらタイムリミット。帰途につきました。

 後日、その時のライブのことが何か書いてあるかな〜とマルカートさんのブログを見に行ったら、別の見出しの日記に、嵯峨くんが載っている新聞記事の写真がアップされていたのでびっくり。新聞の同じ面に知人が二人紹介されている!とのことだったのですが、それは、先だってのライブ当日、打合せの前に図書館で記事を探してコピーするつもりだったのが、ずっと貸し出し中になっていたためコピーしそびれた、まさにそのものだったのです。あ〜これか〜!と、意外なところで得をしました(?)。

●2/26(金)「いにしえを思う・・・」

 詩人の原子修さんからご依頼をいただき、この夏公演予定の「詩劇〜縄文 未来からの声〜」という企画に関わる、声(セリフ)の収録をして来ました。久々に感情を発散する作業ができて、かなり楽しかったです。

 台本には、映像・音楽・舞踊・合唱ほか、いろいろな要素が登場し、古代をテーマにしていながら、前衛的な趣の演出を狙っている、とても壮大なイメージの舞台企画です。

 日程が合えば、舞台の全容もぜひ観てみたいと思います。

●3/7(日)「4回転」

 この度、語りグループを旗揚げされた北本京子さんからお声をかけていただき、その旗揚げ公演にゲストで出演しました。

 北本京子さんは、札幌の劇団でも20年近く活躍されて来た大ベテランの女優さん。彼女のパフォーマンスを初めて拝見したのは、確か10数年ほど前の一人語りでしたが、「なるほど、こういうのも素敵だな〜」と思った記憶があるので、今回ご一緒できるのはとても楽しみでした。

しかも今回は、嵯峨くん不在ということもあり、これも何かの機会だと、馬頭琴の弾き語りに初挑戦。馬頭琴を演奏しながら馬頭琴伝説を語るという、わたし的にはオリンピックで4回転(女子フィギュア)を跳ぶくらい覚悟のいるパフォーマンスでしたが・・・。う〜ん、なんとかかんとか、大きな破綻はなく(たぶん)、披露することができたような気がします。課題はいろいろあれど・・・。

 ^^;いやいや、とりあえず、新しいことに挑戦するって大切ですね。なんだか気持ちが若返った様な気がします。

 また、舞台袖で聴いていた、北本さんのセリフ回しの柔軟さや、声の場所・足運びから推して知れる舞台構成の巧みさは、さすがベテランさんだなあとしみじみ感心しました。

 5月頃にまた、彼女が主宰する語りワークショップに参加している方々の公演を予定しているのだそうです。日程が合えば、私もぜひ勉強に伺いたいと思います。