インフォメーションプリーズ
今月下旬、キノカフェさんでのライブで予定している演目の「インフォメーションプリーズ」。これは、まだ電話が珍しかった時代のアメリカのお話で、少年と電話交換手の女性との心の交流を描いた作品です。
そしてまた、2009年に開催した「語りと朗読のセミナー」で語りの講師としてお呼びした末吉正子さんが語っていらっしゃった題材でもあります。
先日、「図書館でずっと探しているのですが見つからなくて・・・」というお問い合わせがあり、末吉さんにお訊きしたところ、友人であるケイト・マクレランドさんから原文のコピーをもらったので、出版されているかどうかはわからないとのこと。
とりあえず送っていただいた原文を読んでみると・・・、4年前に感じた温かい感動がそのままよみがえってきました。
そのうちライブでやってみようと思っていたのですが、たまたま今回キノさんから誘っていただいた企画のテーマにハマっているので、急遽取り組むことにしました。
とってもいいお話ですよ〜。7/27(土)は、できるだけ原文にそった形で私なりに訳したものを朗読と音楽の作品としてお聴きいただきます。
読んでいて自分が泣いてしまう作品は多くありませんが・・・(今のところ、宮澤賢治の「虔十公園林」とアンデルセンの「パンを踏んだ娘」くらいかな〜^^;)、これもちょっと危険です。