空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

入学式前日に思うこと

 ちゅんちゅんの入学式が、いよいよ明日に迫りました〜。

子育ての妙味でしょうか、間接的に人生をやり直させてもらっている気がします。正直、私自身は学生生活全般が苦痛だったので^^;その点心配でもあり、また自分とはキャラの違うちゅんちゅんの新しい日常生活の一部にちゃんと期待もしているのですが。

 ところで、最近「小学校、楽しみだなあ」と真面目な顔で言うちゅんちゅんを見ていて、ふと思い出すことがあります。それは、以前友人の家で、「うちの娘たちは真面目だから・・・」と友人が言った時、そばにいた娘さんの一人(小学校中学年くらい)が「真面目じゃないよ!」と怒ったように反応したこと。まるで「真面目であること」が悪いことのように・・・。

 言葉の把握の仕方が違うのだなあと思いました。たぶん、「真面目」という言葉の意味を、「面白みがない、堅苦しい、融通が利かない等々」の後ろ向きなイメージで捉えているのかも、と。

 言葉は使われるタイミングによってそのニュアンスを多様に変化させるものですが、個人的には「真面目」という意味を基本「自分を含めた世の中に対して慎重に誠実であろうと努力すること」だと思っているので、一種の褒め言葉だと思うのですが。こういうのをメタ言語というのかな。

 もう一つ、「真面目」に関連して「勉強」についても思うことがあります。

webサイト<語源由来辞典>によると、

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勉強は「勉め強いる」で、本来は気が進まないことを仕方なくする意味であった。(中略)

明治以降、知識を得るために努力することが美徳とされるようになったことから、「勉強」は「学習」とほぼ同じ意味で使われるようになり、一般的に「学習」を意味するようになった。

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とのこと。

 言葉のイメージ的には、させる方もする方も、1行目の色合いがかなり濃いような気がします。だって、もし「勉強」が「学びの冒険」等々というような表現だったら、ほら、なんだか急に楽しくなりませんか?未知のフィールドに踏み出して、成功したり失敗したりしながらどんどん新しい知識や経験を獲得していく・・・。わくわくしますよね。「君がやらないなら、私がやっちゃうよ!」とさえ言いたくなるような(?^^;)

 何はさておき、ここに来てまたも、雪・・・。

 

 どうか、明日は晴れますように。