空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

人生のヒント

 このままいけば、5月のお花見の季節には、短い散歩なら夢じゃないかも・・・と思っていた矢先、うっかり反対側の大腿骨も骨折してしまった母(どうやら、一人きりでいる時にリハビリをがんばりすぎて、尻餅をついてしまったらしい(T_T))。それが3月はじめのこと。

 手術のため再入院すること3週間、母はリハビリのための転院を拒否して実家に戻って来ました。

 ある意味「病院は病人を作る場所」だと思うところもったので、姉と二人、母の意見に同調し、さっそく自宅でのリハビリをサポートすることに。そして、気がつけば、今日でちょうど3週間。

 先週末まで腰を曲げ前のめりになりよたよたと歩いていたのが、今週実家に行ってリハビリを始めると、背筋をすっくと伸ばし重心のかけかたに細心の注意を払いながら歩行訓練をしている母。「おおっ」と、あらためて感心しました。 人間の回復力ってすご〜い♪いや、とりあえず、「回復する」気満々のうちのママはすごい♪

「リハビリに来てた高校生たちはもっとすごいよ。手術した翌日は痛そうにしてるのに、2日めくらいから普通にすたすた歩いてるんだもの」と、母。まあ、だってそれは・・・60歳の差があるわけですから〜^^;。

 誰かにとっては「歩く」という当然のことが、誰かにとっては「歩ける」という奇跡になる。人生のヒントの一つを学ばせてもらっています。