「ビリではなかった」
ちゅんちゅん(小4)が、先週の土曜日行われた運動会のことを作文に書きました。ちょっと感動した後で、「パパとのエピソードは話に聞いていたけど、そんなふうに思っていたのか・・・」と、日常生活では圧倒的な運動不足体力不足であることを心配しながらもあまりサポートしてあげていなかったことを母親としてちょっと反省しました。
でも、この作文、先生に褒められたとか。なるほど、たとえ他の子が書いたものであっても、「素敵な作文」であるための要素がいっぱいです。ようやく文章の書き方がわかってきたかな〜。転んでもただでおきない。良い心がけです。私も見習わなければ^^;♪
「ビリではなかった短きょり走」
ぼくは、短きょり走が一番きらいでした。なぜなら、ぼくはほかの人にくらべ、足がべらぼうにおそかったので、いつもビリだったからです。しかし、運動会ではビリにはかろうじてなりませんでした。それには、こんな話があるのです。
ぼくは、お父さんにこう聞かれました。
「お前は、クラスでどれくらい早い?」
それにぼくは、
「かなりおそい。」
と、言いました。そしたらお父さんが、
「なら、早朝にフリスビーをしよう。」
と、言いました。ぼくは内心、(マジで!)と思いました。
ただ、やってみると楽しくて、早朝、始めは起きられなかったのが起きられるようになり、だんだんフリスビーもうまくなりました。
そして、だんだん効果があらわれ始めます。かたきでもキャッチする力が強くなり、アウトの回数がへってきました。そして走るのも早くなりました。でも、なぜフリスビーだけで早くなったのか。それは、実はお父さんが、3秒数えてから追ってくるのです。早く逃げないと、お父さんにつかまってしまいます。(ヒグマという設定。)
そして、運動会。「パアン。」という音とともに、ぼくをふくむ6人がスタートしました。そしてぼくは走ると中、気が付きました。前に4人しかいないことに。そしてぼくはそのままゴールイン。5位でした。ビリじゃなかった。そう思うと、うれしくてたまりませんでした。