空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

野花南ライブ@俊カフェ

先日、念願の俊カフェライブをさせていただきました♪

8/5(日)「ことばのはらっぱおうまにのって」野花南 LIVE in 俊カフェ vol.1

16:00〜17:00 俊カフェ(札幌市南3西7 Kaku imagination 2F) 

出演:野花南

嵯峨孝子 [ 朗読、5弦カンテレ、ギター ] 、

嵯峨治彦 [ 馬頭琴、ドシプルール、喉歌 ]

プログラム:

「スフと白馬」 モンゴル民話

「三枚のカード」谷川俊太郎

「ジョノン・ハル」モンゴル伝統曲

「浜辺の歌」成田為三 ほか

料金:2,000円(1ドリンク付き)  定員:25名(要予約)

俊カフェは、詩人の谷川俊太郎さんが好きすぎて私設記念館のようなカフェを作ってしまったという、フリライターでもある古川奈央さんのお店です。

なんというか・・・とにかく居心地が良い空間なのです^^。なおちゃんのお人柄とセンスの良さと俊太郎さんへの愛と尊敬でいっぱいなのです。

今回は定期ライブ第一回目ということもあり、テーマは「野花南」

まず、ご挨拶的に、野花南の定番の演目である、

馬頭琴独奏「駿馬ジョノン・ハル」(嵯峨治彦ソロ)

●朗読と音楽の作品「スフと白馬」

を続けてお聞きいただきました。

そして、

●モンゴル民謡「四歳の赤毛の馬」

カフェの空間に喉歌倍音がよく響き渡っていました。

この後は、夏のスペシャルメニュー

●ゐ組の人(嵯峨治彦ソロ)

みなさんの「ゐ!」で「夏フェスみたい」(本人談)

そして、今回のメイン演目、

谷川俊太郎作「三枚のカ−ド」

日本民話「三枚のお札」をモチーフに、谷川俊太郎さんによって書き下ろされたシュールなショートショートです。

民話のように「めでたしめでたし」で終わらず、読者がやや突き放されるような結末なので、朗読と音楽の作品にしようとした時、いつもとは違うアプローチを模索しました。嵯峨くんが絵本の挿絵にポルトガル語の歌詞が書かれていることに気がついて(本文では曲名は指定していない)、その曲を探し出し馬頭琴で弾いてくれることに。それはポルトガルのファド(ポルトガル語で「運命」という意味の民族歌謡)で、アマリア・ロドリゲスの「誰も知らぬ明日の運命」という曲でした。朗読しながら、コード進行とメロディラインにぐっと来て、あらためて、音楽の力技ってすごいなと思いました。

最後は、嵯峨くんアレンジによる

●浜辺の歌

でしっとりと。

あ〜〜〜、楽しかった!

ご来場いただいた皆様、店主のなおちゃん、お手伝いいただいたスタッフさん、どうもありがとうございました!

野花南ライブは、隔月でさせていただくことになりました。

次回は、10/25(木)13時からです。(以前お知らせしていた日程から変更)

テーマは「花鳥風月」です。

料金は2,000円(ワンドリンク付き)です。

ライブに来られた方は、+900円でランチも食べられますよ(※ランチタイムは11〜12時半)♪

当日の演奏風景。撮影はなおちゃん。