空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

仕事納め

 本日、くすみ書房さんにて「物語と音楽のコンサート」をやらせていただきました。私にとっては、これが今年の仕事納めになります。

 場所がCAPOの玄関ホールだったため、客席は寒かったとか。お集まりいただいた皆様、さらにはお声をかけていってくださった皆様、心より感謝申し上げます。

 本日の演目は、

・スフと白馬(モンゴル民話)+馬頭琴演奏

・パンを踏んだ娘(アンデルセン)+5弦カンテレ演奏

・貧乏神と福の神(日本民話)+つぼ演奏

・うさぎの話(モンゴル民話)+口琴演奏

でした。

 定番にしている馬頭琴伝説の弾き語りの他3演目は、先日の余市でのコンサートが済んでから4日間で準備したので、けっこう大変でした。とはいえ、短時間で作品と濃密に向き合う作業ができたのは、とても良い経験になりました。

 特に、「パンを踏んだ娘」は挿入曲をすべて作曲したので、作品としてお披露目できるのが、とても楽しかったです。クライマックスの場面では、あえて音楽をいれず、語り手と聞き手だけになって「間」を作る、という試みもやってみました。これは、実際に演奏者が別にいる場合、ちょっと考えられない演出だったと思います。

 「語り」や「朗読」の定義にとらわれず、「自分にできる最善の方法で物語を伝える」というスタイルに移行しつつあります。

 まだまだ学びたいこと、そして気づくことの、なんと多いことか。嬉しいかぎりです。

 とりあえず、明日からは、大掃除とお正月の準備です〜。