空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

ツアー、終了しました

 本日、2011野花南本州ツアーから戻りました〜。

札幌は、・・・やっぱりものすごい雪です。これまでいたところとは、別世界です・・・^^;

 久々のツアーでしたが、今回もいろいろな方々に支えられながら、とても充実した内容の楽しい毎日を過ごしました。一番心配していた「子連れ」の部分も、なんとかかんとか(なったかな?)・・・。

 以下、ざっとご報告します。

●1/11〜13

・福島 鹿島中央台南小学校

    いわきさくらんぼ保育園

    郡山明健小学校

・東京 王子保育園

 どこの会場の子供たちも、こういったコンサートにしっかり耳を傾けるという習慣ができているようで、とても良い雰囲気の中公演させていただきました。めずらしい楽器や演奏を食い入るように見つめる子供たちのストレートな反応には、思わず顔がほころびました。

(いわきでの楽しい時間をサポートしてくださったぺこちゃん、矢吹さん、まこりんさん、郡山での子守をお引き受けいただいた佐藤さん、本当にありがとうございました!)

●1/13

・東京 北千住 コズミックソウル

 こちらは、若手アイリッシュバンド ジョンジョンフェスティバルさんとの共演。ジョイントコーナーでは、朗読と音楽の作品「金の指輪」、そして「フレン」「654ビエルゲー」をセッションしました。

 う〜ん、本当に楽しい夜でした。「金の指輪」では、お店のマスター・コウジさんにも演奏に参加していただいたり。

 ジョンジョンフェスティバルさんの、明るくてパワフル、そしてキュートであたたかい演奏も堪能しました。

(それもこれも、一日中ちゅんちゅんの子守をしていただいた遠藤さんのおかげ。もう感謝感謝です〜)

●1/15

・徳島 現福寺

 ライブ前半に演奏された「カエル本舗」のお二人(メンバーは、住職の聴空さんと楽器作りもこなす柴田さん)のユーモアたっぷりの演奏、とても素敵でした。

 奉納演奏ということで、嵯峨ソロの馬頭琴演奏もたっぷりと。喉歌に関する新作オリジナル「アーサーマイルズ伝説」も大好評でした。私はここで、今回のツアーでは初めての5弦カンテレの演奏を。

●1/16〜18

・広島 オーティス!

・福山 キッチンナッティ

・総社 宮筋文化堂

 3箇所とも、それぞれ個性的で、とってもとっても素敵なお店です。

 まず、オーティス!は、道行く人の好奇心を誘う隠れ家的なムード漂うライブハウス(とは言え、場所は厚生年金会館の道路を挟んで真ん前^^)。薄暗がりの中でのライブは、気持ちの入りも早いような気がします。

 ここでは託児ができなかったこともあり、ぽんソロ、嵯峨ソロ、ジョイントのスタイルでやりました。ジョイントコーナーでは、ゲストにウパシクマのお二人にも入って頂き、大変盛り上がりました。ウパシクマ 佐伯さんの演奏技術・いもりんの歌声は、本当に素晴らしいです。(かわるがわるちゅんちゅんの面倒を見てくださった佐伯さん、いもりん、佐伯さんの奥様、ありがとうございました〜)

 また、キッチンナッティは、倉庫を改装したお洒落な雰囲気のお店でした。ここでは、ウパシクマのお二人と、沖縄音楽のトナさんとご一緒させていただきました。お客様のタイプは様々でしたが、皆さんしっかり耳を傾けてくださっているのが印象的でした。(ご関係者の皆様、ありがとうございました!)

 そして、総社の宮筋文化堂。古民家を改装した温かい雰囲気のとっても素敵な雑貨屋さんです。イベントを始めたのは昨年からなのだそうですが、イベントの際に集まるスタッフの皆さんが固定しているそうで、役割分担も細やかに、何から何まで気を遣っていただきました。ここでは、トナさんをゲストに迎え、沖縄の子守唄「耳切り坊主」にちなんだ「黒金座主」という沖縄の民話を演目に入れました。コズミックソウルでのジョンジョンフェスティバルさんとの時もそうでしたが、「その土地の物語をその土地の楽器(音楽)で」というコンセプトは、もう本当にそれだけで、なんと説得力があることだろうと再認識しました。トナさんの澄んだ歌声、ぜひもう一度お聴きしたいです!(オーナーの越智さん、ご関係者の皆様、ありがとうございました!)

●1/20南

・京都 堺町画廊

 そして、ライブ最終日。南から上がってきて、多少油断していたのですが・・・さすがに京都は寒かった!ストーブをそばで焚いてもらっての本番になりましたが、・・・やっぱり寒い!それで、いつも幼稚園や保育園でやっている「トレッキング遊び」というのを急遽はさんでみることにしました。大人相手にどうなるんだろう〜とちょっと想像がつきませんでしたが・・・。なんのなんの、皆さん、とてもよいこ達でした!ここでは、野花南で何回かやらせていただいていることもあり、今回はあえて馬頭琴伝説を割愛してカンテレの弾き語りを2演目入れました。喉歌に関する破天荒な?曲「アーサーマイルズ伝説」の中の小芝居にもお付き合いいただいたり・・・。お客様の中には懐かしい顔ぶれも多く、終演後も話の絶えない、ツアーの締めくくりにふさわしい嬉しいライブとなりました。(岡本さん、伏原さん、子守をしてくれた長根さん、ありがとうございました!)

 ツアーに限らず、公演の準備をしていただく度に思うことですが、本当に、各地でこうした準備をしてくださる方々あってこその公演です。

 今回のツアーに関わっていただいたすべての皆様に心から感謝いたします。本当にありがとうございました!