空のっぽと雲ひげ

サンドアートとつれづれ日記

ちゅんちゅん、幼稚園をやめる2

 今朝、隣のMくんが幼稚園のお迎えに来ました。

Mくんママ曰く、最近ちゅんちゅんが幼稚園に行ってなかったので、「きょうはしゅんたろうをむかえにいく〜」とMくんが自分で言ったのだそうです。ちゅんちゅんを呼んで挨拶させると、Mくんはにこにこしながらちゅんちゅんのそばに飛んで来ました。さらにMくんママ曰く、「SくんもKくんも、しゅんちゃんどうしたんだろうって言ってたよ〜」

クラスの仲間がちゅんちゅんのことを気にかけていると聞き、ああよかった、ちゅんちゅんにもちゃんと幼稚園に居場所はあったんだな〜とほっとしました。・・・実は、ほっとしたどころかちょっと感動(←親バカ)して、昨日の夜幼稚園に電話をしていなかったら、また少しぐらつき始めたかも知れません(私が)。

 幼稚園を辞めることにした旨を告げると、「あらら、そうなんですか?もう決めたんですか?」と、なんだか双方ちょっと居心地の悪い雰囲気に。しかし、Mくんママは気を取り直してこう続けました。「でもね、しゅんちゃん、この時期は9時からずっと園庭で遊べるから、楽しいよ〜。今行けば、たっぷりお外で遊べるし、みんなが集まったらそのままお外で朝の会をするの。そしてまたずーっと遊んで、それからお昼ごはんを食べて、またしばらくお外遊びをしたらお迎えの時間になるから、あっと言う間だよ〜」

Mくんママがなんとかちゅんちゅんの気を引こうと幼稚園の楽しさを主張してくれている間、抱っこしていたちゅんちゅんは、じっとMくんママを見つめていました。しがみつく手にも力が・・・。あれれ?もしかしたらまた「やっぱりいく〜!」なんて言い出すかな〜とこちらがちょっと不安になりかけた頃、ちゅんちゅんはMくんママの話が一段落するのを待って、「でもね、でも・・・、さみしいから!」ときっぱり、「ようちえん、もういかないの!」と言い切ったのでした。

 そのことを朝食の時さがくんに話したら、「そっか、しゅんちゃん、ちゃんと自分の意見が言えたか、よしよし。いいのいいの、しゅんちゃんはその路線で。めいっぱい過保護にしてやろう」とのお言葉。半分(?)本気で言っているようだったので、ようやく私も安心して決心を固め直したのでした。